防犯カメラを選ぶ際に、最もよく質問されるのが「どのくらいの画質(解像度)が必要ですか?」という点です。 画素数が高いほど映像は鮮明になりますが、必ずしも「高画素=最適」とは限りません。
本記事では、防犯カメラの画質(解像度)について、用途別に分かりやすく解説し、失敗しない選び方を紹介します。
防犯カメラの「解像度」とは?
解像度とは、映像を構成する画素(ピクセル)の数のことです。 画素数が多いほど、映像はより細かく、鮮明になります。
防犯カメラでは主に、以下の解像度が使われています。
- 720p(HD)
- 2MP(フルHD)
- 4MP(2K / WQHD)
- 8MP(4K)
それぞれの違いを理解することが、適切なカメラ選びの第一歩です。
解像度が高いほど何が変わる?
解像度が上がると、次のような違いが出てきます。
- 人物の顔が判別しやすくなる
- 車のナンバープレートが読み取りやすくなる
- 映像を拡大しても画質が荒れにくい
特に、防犯目的では「あとから映像を確認したときに、どこまで分かるか」が重要になります。
解像度別の特徴とおすすめ用途
720p(HD)|1280×720(約92万画素)
比較的画素数が低く、映像はやや粗めですが、人物の存在確認には十分です。
- 室内の見守り
- 小規模スペースの監視
※ 顔の判別やナンバープレートの確認には不向きです。
2MP(フルHD)|1920×1080(約200万画素)
現在、最も一般的に使われている解像度です。 人物の顔がある程度判別でき、家庭用・事務所用としてバランスの取れた画質です。
- 一般家庭
- 小規模事務所・店舗
4MP(2K / WQHD)|2560×1440(約400万画素)
フルHDよりもさらに高精細で、拡大しても画質が劣化しにくいのが特徴です。
- 駐車場
- 店舗の出入口
ナンバープレートの確認や、人物の特定を重視する場合におすすめです。
8MP(4K)|3840×2160(約800万画素)
非常に高精細な映像が得られるため、細部まで鮮明に記録できます。
- 広範囲の監視
- 証拠性を重視した防犯
ただし、録画容量や通信量が増えるため、保存環境とのバランスが重要です。
画素数が高ければ良い、というわけではありません
高解像度カメラは非常に魅力的ですが、次の点にも注意が必要です。
- 録画データ容量が大きくなる
- ネットワーク負荷が高くなる
- 設置環境によってはオーバースペックになる
- 8MP (4K) などでは液晶モニターなどの周辺機器を揃える必要がある
「どこを」「どの距離で」「何を確認したいのか」を基準に、解像度を選ぶことが重要です。
解像度選びに迷ったら
解像度選びに迷った場合は、以下の考え方がおすすめです。
- 室内見守り中心 → 720p〜2MP
- 玄関・出入口 → 2MP〜4MP
- 駐車場・屋外 → 4MP
- 証拠重視・広範囲 → 8MP(4K)
解像度の違いを視覚的に理解したい方は、 防犯カメラの解像度ガイド(図解) もあわせてご覧ください。
まとめ
防犯カメラの画質(解像度)は、防犯効果を左右する重要な要素です。 高画素にこだわりすぎず、用途・設置場所・確認したい内容に合った解像度を選ぶことで、無駄のない防犯対策が実現できます。
次の記事では、防犯カメラの機能比較・選び方について詳しく解説しています。