防犯カメラは「設置して終わり」ではありません。 実際のトラブルや被害が発生した際に、きちんと録画されていなかった、映像が確認できなかったというケースは少なくありません。
本記事では、防犯カメラを設置したあとに必ず確認しておきたいポイントを チェックリスト形式で分かりやすく解説します。 ご家庭・マンション・店舗・事業所など、どの環境でも共通して役立つ内容です。
① 映像が正しく映っているかの確認
・昼間と夜間の映像を両方チェック
昼間は問題なく見えていても、夜間になると暗すぎて人物が判別できないケースがあります。 赤外線(IR)やナイトモードが正しく作動しているか、必ず夜間も確認しましょう。
・逆光や白飛びが発生していないか
玄関や出入口では、太陽光や照明の影響で映像が白く飛んでしまうことがあります。 人物の顔や動きが判別できるかが重要です。
② 撮影範囲・死角のチェック
・本当に「撮りたい場所」が映っているか
設置時の想定と実際の映像がズレていることはよくあります。 以下のポイントを確認してください。
- 玄関・出入口がフレーム内に収まっているか
- 駐車場なら車のナンバーが確認できる角度か
- 侵入されやすい場所が死角になっていないか
・プライバシーへの配慮
隣家の玄関・室内・公道を必要以上に撮影していないかも重要な確認項目です。 マンションや店舗ではトラブル防止のためにも必ずチェックしましょう。
③ 録画設定・保存状況の確認
・録画が「常時」または「動体検知」で正常に行われているか
意外と多いのが「映像は見られるが、録画されていない」ケースです。 以下を必ず確認してください。
- 録画設定がONになっているか
- 動体検知の設定はできているか
- 感度が適切か(反応しなさすぎ/多すぎないか)
・録画保存期間は十分か
HDD(ハードディスク)の容量不足により、数日分しか残っていないこともあります。 「何日分の映像を残したいか」を基準に、保存期間を確認しましょう。
録画のフレーム数の確認し、適切なフレーム数か確認しましょう。
④ ネットワーク・遠隔確認のチェック
・スマホ・PCから映像が確認できるか
ネットワークカメラの場合、以下を必ず確認してください。
- 外出先からスマホやタブレットで映像が見られるか
- アプリやソフトにログインできるか
- 複数端末で確認できるか(家族・管理者)
・Wi-Fiや回線が不安定になっていないか
通信が不安定だと、映像が途切れたり録画されなかったりします。 特にWi-Fi接続の場合は、電波強度の確認も重要です。
⑤ 電源・配線・機器状態のチェック
・電源が安定して供給されているか
屋外設置の場合、コンセントの抜けや電源トラブルが起きやすくなります。 ブレーカー連動や延長配線の状態も確認しましょう。
・配線や本体に異常がないか
- ケーブルが引っ張られていないか
- 屋外配線が雨や紫外線で劣化していないか
- カメラ本体がズレたり傾いたりしていないか
⑥ 定期点検・メンテナンスの習慣化
防犯カメラは長期間使う設備だからこそ、定期的な点検が重要です。
- 月1回:映像・録画・遠隔確認
- 半年に1回:レンズ汚れ・角度・配線チェック
- 年1回:設定見直し・保存期間の確認
「何かあった時に確認する」のではなく、何もない時に確認することが防犯対策の基本です。
まとめ:設置後の確認が“防犯効果”を左右する
防犯カメラは、正しく映り、正しく録画され、必要な時に確認できてこそ意味があります。 今回ご紹介したチェックリストを活用し、設置後も定期的に状態を確認しましょう。
「設定が正しいか不安」「死角がないか見てほしい」「録画やネットワークが不安定」 そんな場合は、専門業者による点検・調整を行うことで、より安心して運用できます。
リモートメンテナンスを専門業者に依頼するのも良い方法です。